2012年05月02日

僕の大切な……。(RO生体4F 冠&占)


都産祭ですねーラグフェスですねー!
というわけで今回はラグフェスの参加を見送ったというか正確に言えばし損ねたので、どうせならとエア都産新刊まがいのものを書いてました。寂しかったんだなとかいうのは内緒です。はい。

先日のファン感謝祭内のカンファレンスで生体4の設定が公式から色々出て、正直なところ直後は色々思うところもあったのですが、自分なりに楽しんでいくのには変わらないなと! 公式設定も踏まえまして、引き続き生体で萌えていきたいと思っております(´▽`*)

というわけで公式設定である「被検体となる前、冠占は夫婦」を前提に、現在は生前の記憶が無い二人のお話です。以前出した生体4本の「冠→←王&占はそのことを知っている」も前提となっておりますが、本編では特に触れておりません。

そんなわけで、ほんわか冠&占のお話ですが、上記ご了承頂けた方は折り畳み先からどうぞです。

2012年04月19日

燻る煙の先は闇(RO人狼5村SS)


「本決定します。変更ありません」
 首肯の代わりというようにゆっくりとまぶたを上下させたまとめ役のプリーストが、厳かにそう宣言する。
 周囲から向けられる複雑そうな視線を受けながら処刑宣言を聞いたグランツは、飄々とした表情を変えずに内心で逆十字を切った。
 この世に神など――少なくとも、神の加護した領域から外れた存在の人狼であるグランツにとって、神は祝福ではなく呪いを与える存在だった。
 既に呪いを受けた妻子やチビ――ウィンフィールの元へ逝けるというなら、こんな結果も悪くない。
 囁きで悔恨の念話を送ってくるもう一人の仲間であるローラント老を遺して逝くのは少々気がかりだが、彼の肉体は人間。村に残っても殺されるということはないだろう。
 気にしないで欲しいと一応伝えるが、それが難しい話なのは自分でもよく判っていた。昨夜ウィンフィールに同じ事を言われたが、考察よりも彼のことを考えてしまっていたのだから。
 苦しくなかっただろうか。怖くはなかっただろうか。一人逝かせてすまないと。
 それでもあえて、気にしないで欲しいとグランツはローラントに伝える。
 互いに表面では仲間らしからぬ態度を取りつつ、内輪でこんな風に会話をしているのが、今更になってなんだかおかしくて仕方が無い。
<<霧のおかげで私はラストウルフを戦えた。ありがとう>>
 それは心からの思いだった。今日、ローラントを吊ると言えなかったのは戦術ではない。己の心がこれ以上仲間を喪うことを良しと出来なかったからだ。
「一応、本決定反対とさせて貰おうかな」
 この村へと送られた時点で死は覚悟していた。
 そもそも妻子が人狼として処刑されている自分への人狼疑惑が完全に晴れていないのに、いつまでも聖騎士団が自分を見逃す筈はないと思っていたし、いつかこうして絞首台に立つ日が来る予感もしていた。
 死の覚悟を持ちつつ、最期まで村人を演じることを止めずにグランツはいつもの調子で言葉を返したが、村人達やまとめの反応は変わらない――。 
 悔しくないかと問われれば、それは無念がないと言えば嘘になるが、大局的に見て自分がここまでなのだということを、グランツは肌で感じ取っていた。
(こんなことなら、昨夜テム君を食べちゃってから吊られたら良かったかねえ)
 勿論冗談ではあるのだが、もし今ここで発言したら、疑惑どころか全員から人ならざる者への敵意を向けられかねないことを口滑らせそうになり、我ながら悪い癖だと自重する。
 霊能者であるエランが自分の結果を見ない限り、まだ皆にとって自分の正体はわからないのだから。
 どうせなら最後まで頭を悩ませてあげたいのに、言ってしまったら意味が無いじゃないかとグランツは自省した。
 そんな風に自分が思いふけっている間に進んだ表の会話で、しっかりして見えたルーツ君の意外と抜けた可愛い一面が見られたおかげもあって、なんだか気が抜けてしまった。
 この村に来たことで命を落とすのも事実だが、ローラントとウィンフィールというかけがえのない仲間に出会えた。そして人間ではあるがこの面子に吊られるのであれば、悪くない最期だと、改めて思わされてしまったのだ。
 愛しい妻子を奪った人間という存在を恨み続けた自分にとってそれは、これ以上無い幸福なのかもしれない。
「さて、エラン君。一つ、お願いがあるんだが」
「なんでしょうか?」
 軽く小首を傾げたまとめ役のプリーストに、「そんなに時間は食わないよ」と前置きする。
「この宿には灰皿がないし未成年も居るしで、毎回外で吸っていたんだけど――最期に一服、ここで吸ってもいいかねえ?」
 こくん、と緑の髪を揺らしてエランが首肯するのを見てから、グランツは懐に忍ばせたままの煙草を取り出した。
 煙草を咥え、マッチを取り出して火を点ける。普段は機能性からジッポを使っているのだが、グランツはマッチで点ける方が好みだった。炎を奏でて燃え尽きていく姿を見るのも、リンと木の燃える臭いも気に入っていた。
 宿の低い天井に向かってゆらゆらと白い煙が燻る。
 ここに来て数日しか経っていないのに、色々なことがあった。煙の中に数多の場面が浮かんでは消え、闇へと吸い込まれていく。
 何故だろう――。
 自分でも理解できない感覚だったが、死を目前にしてグランツは、この宿に来て以来もっとも安寧した時間を味わっていた。

2012年04月11日

遅刻っぽい4/10主従の日。(RO HiWiz×AX )


Twitterで知ったのですが、4/10は主従の日だそうで。

ならなんか書くかー! と最初に思い立ったのはパンハー(PandoraHearts)なんですが、コミックスの展開を知っている身としてはどうにも書くのが難しい。TLでFate/Zeroはというリクエストを頂いたのですが、原作ゲームをやってから一気に観ようと思っているので実は前期もまだ観てないのですorz (あ、無印と映画は観てます) 

じゃあここはやっぱりROかなーということで、HiWiz×AX(女性向)な主従話を書いておりました。だが主が直接登場しない罠……プロット無しで行き当たりばったりに書くとよくこうなります。はい。そんな主従話ですがお読み頂ければ幸いです。ちなみにこの二人が所属するギルドは、当サークル発行の薬本V・Wに登場するギルドだったりします。


たいした内容ではありませんが、同性同士の性行為を想起する描写が含まれますので本文はR15とさせて頂き、本文は折りたたませて頂きます。恐れ入りますが15歳未満の方は申し訳ございませんがこの先ご遠慮下さいますようお願い致します。

2011年11月20日

本当の声を聞かせて(チェイサー×アルケミスト)


突発で一人称のSSを書きたくなりまして。
(冬原稿が詰まったとも言う)
白羽の矢が当たったのはROのお話でした。


チェイサー×ケミ(ヴァン×寝衣)です。


……名前が殆ど出てこないことに今更気づきましたが
気にしない方向で。

時間軸的には
【人の恋路を邪魔するやつは。(チェイサー×アルケミスト) 】の
一寸ばかり前、と言ったところでしょうか。


それでは、続きを読むからお進みください

2011年11月12日

一日遅れのポッキーの日。


ポッキーの日は昨日でした。
が、とりあえず一日遅れでアップです。


今回はRO。
通称ぱんだギルド、『ネイムレス』の賑やかな人達のお話です。



では、続きを読むからお進みください。